介護老人福祉施設ともがき
パワーリハビリテーションのご案内
介護度の改善を目指し 楽しみながら

パワーリハビリテーション(以下パワーリハ)とは、専用のトレーニングマシンを使い、普段使わない筋肉を蘇らせたり、残存機能を活かしていく介護療法です。作業療法士や補助員がお手伝いし、ゆっくりと無理なくトレーニングできます。要介護度の改善を目指し、楽しみながらできます。

パワーリハビリテーション6台のマシン

老化に対するリハビリテーションです
パワーリハビリテーションは、老化や器質的障害により低下した身体的・心理的活動性を回復させ、自立性の向上とQOL (クオリティ・オブ・ライフ)の高い生活への復帰を目指すリハビリテーションの新しい手法です。
日本でリハビリの専門職の手によって開発された、マシントレーニングを中心とした運動プログラムであり、各地で目覚ましい成果を上げています。まさに、「老化に対するリハビリテーション」といえます。
低負荷でのマシントレーニングです
パワーリハビリテーションは、筋力強化を目的としたプログラムではありません。パワーリハビリテーションは、マシントレーニングを軽負荷で行い、全身各部の使っていない筋を動かします。それにより、「すたすたと歩けるようになった」というような動作性・体力の改善、「外出するようになった」といった心理的活動性の改善が得られます。
パワーリハビリテーションが心臓に与える影響は「入浴」より軽く、運動によるリスクはほとんどないといえます。
行動変容をもたらすリハビリテーションです
身体の動きが良くなった、疲れにくくなったという動作・体力の改善は、「自己認識・自己概念」に変化をもたらし、自信もついてきます。自信がつくことにより、行動の変化も生まれてきます。
また、パワーリハビリテーションのような軽い有酸素運動の時に、神経から放出される物質には、「うつ改善」など心理的効果も発揮します。パワーリハビリテーション実施後に趣味であった社交ダンスや登山、絵画を再び行うようになったなど、数々の行動変容が報告されています。
パワーリハをお手伝いするスタッフ
パワーリハをお手伝いするスタッフは特定非営利活動法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会主催の「介護予防指導員養成及び筋力トレーニング」に関する研修を履修します。また、施設内でも研修の実施や、日々のミーティング実施で利用者様のご様子を確認し合う等、きめ細かなサポートを行っております。
うれしい利用者さんの声
・肩こりが楽になって、腰が伸びてきましたよ。 ・背も伸びたような気がします。
・家でもウォーキングをがんばっていますよ。 ・だいぶ歩けるようになりました。
・家の中でも少し仕事ができるようになったんですよ。
効果の一例
Aさん
大正11年生まれ(81歳)・男性・要介護1
病歴: 糖尿病・老人性うつ病
身体状況: 見守り・自立歩行
測定状況
6m歩行
握力
落下棒
初回評価
7.37秒
右:29.7kg
左:29.4kg
30cm
3ヵ月後
5.44秒
右:31.6kg
左:30.7kg
18cm
変化値
1.9秒
右: 1.9kg
左: 1.3kg
12cm
ともがきでの変化
歩行の安定・・・・つまづきの改善。
気持ちの向上・・表情が明るくなり、他の利用者との 会話が増える。午後午睡を取る際 他の利用者を誘うようになった。
※身体的にも改善がみられ、一番は利用者様の行動変容がみられることです。