連絡版 No963

今年の一言(令和4年)

「伴走者」
 

総合施設長 茅野 隆徳

実践事例発表会に参加して

令和4年2月7日

 先週末、障がい施設さんらいずホールの今年度の事業別実践事例報告会に参加しました。コロナ禍の為に一堂に会しての発表を避けて分散リモートで行われました。
 20分間の時間内で事業紹介、報告内容の提起、ケース内容の提示、問題課題の分析、考察するものでした。8事業がそれぞれ創意工夫を凝らした内容でそれぞれの様子がよくわかりました。
 この企画は3年目3回を迎えます。事業が広範囲で分散して展開しているさんらいずホールではまずお互いの事業を伝える事を大切にしていました。それはこの発表を一部の職員が行うのではなく一人でも多くの職員が参加して発表に携わったことがまず印象に残りました。
 そして実践事例を利用者ケースとして取り上げたことはまず参加した多くの職員がひとり一人に丁寧に向かい合っていることに共感している事もとてもうれしかったです。
 障がい支援の特性として利用者さんとの関係は10年、20年の長期にわたる事が多く、支援の場面も生活支援方就労支援、相談支援と幅広く行われていますが、最近では就職して支援終了するケースや他施設に移行、介護施設利用に切り替わるなど支援者として伴走する範囲や渡し方も様々になり私達「伴走者」の力量が問われている事を実感しました。
 3年間に及ぶコロナ禍はこうした研修方法も職員さんは慣れたもので、今後の研修のあり方も変わるであろうと再認識したのも今回の研修報告の成果だと思いました。
 さんらいずホールのみなさんありがとうございました。

   

   

   

   

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