連絡版 No974

今年の一言(令和4年)

「伴走者」
                                      常務理事 茅野 隆徳

 為書き(ためがき)
                                         令和4年4月25日

 今週こころの観音様法要と法話会が開かれました。桜の花が舞う中で無事法要が出来ました。今回も導師は地元長命寺のご住職に行っていただきましたが、前回の法話会の際「是非利用者の方も参加出来る参加型の企画を」と提案を頂き、今回の法要に利用者、職員の写経を納経させていただきました。今日の観音法要を目標に一字一字、一枚一枚みなさんが心を込めた276文字を観音様に供え、それぞれの思いをつないで頂きました。
 法話会の中で、ちょうど時期同じくして長野の善光寺の御開帳に触れみなさんが触れる回向柱は仏さまと私たちをつなぐ連絡手段で、表に宛先を記し裏には送り主を明記して各々触れながら願い事を伝える手段が御開帳で7年に一度だったり、誰も本当の仏さまを見たことない秘仏だからこそ一層多くの人たちが集まるイベントになっていますが、これは御開帳だけが御利益があるわけでは無く、写経や写仏、法事の時立てるお塔婆など仏さまに願いを託す手段は日常的にいろいろあり上手に願い事を伝えたらどうだろうかと言うのが住職のお話の中にありました。
 今回の写経にも利用者さんが家族や子供を案じて「家内安全」とか「身体健康」と為書きを書いていました。ただイベントのために余暇活動のために写経や写仏をするのではなく、心を添える大切さを教えていただきました。
 今私が為書きに書くとしたら 為 疫病退散 です!

  

   

   

 

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