連絡版 No981

今年の一言(令和4年)

「伴走者」
                                      常務理事 茅野 隆徳

人権意識が問われる外国人実習生
                                         令和4年6月13日

 今週フィリピン国から2名の海外実習生がちいさがた福祉会に入職します。コロナ禍の中ようやくたどり着いたという気持ちです。具体的に取り組んで一年、本来ならば昨年の秋には入国が可能と思っていましたが半年遅れての着任になります。
 初めての外国人実習生の受け入れということで受け入れ先のこころの職員さんには、大変丁寧に受け入れ準備をしていただきありがとうございました。またこれからもよろしくお願いします。
 私は前の施設で、タイ、台湾、スリランカからJICA(海外青年協力隊)ボランティアとして3年間受け入れたことがあります。この事業はそれぞれの国の代表として1年間、日本でボランティアを学ぶ研修生として受け入れる事業でした。ボランティア受け入れについては国内の1年間ボラという若いボランティアを受け入れて来た実績はありましたが海外からは初めてで緊張して受け入れをしたことを覚えています。
 この時私が強く感じたことは、国籍、性別、宗教の違いと尊重の難しさでした。私たちが思っている以上に外国の方は生活の中に、仕事の中にこの3つがあることを教えられました。その希望と重圧、そして気候、風土、食べ物が違う環境に押しつぶされてタイ国の女性は命を落としてしまう経験もしました。
 今回のお二人は日本の介護技術を学ぶ大きな使命を持って日本に来ます。観光でも出稼ぎでも決してありません。それぞれの国のすべてを背負って、国を代表として来ていることを忘れないでほしいと思います。
 フィリピンの国を正しく理解し、信仰する宗教を尊重し、実習生の衣食住を守りましょう。仕事は教えても生活や習慣は決して否定しないことを心がけてほしいと思います。

   

   

   

   

   

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